阿蘇 ポタリング
アクセスは外輪山の林道から
カレンダー的には夏の終わりが近いていますが、まだまだ残暑が厳しい。
こんな暑い日に平地のサイクリングは、熱中症をふくめて苦行&危険なのでMTBで高原へ出掛けました。
道の端が草ボーボーのガレた林道。以前はもっと視界も広がっていたので不思議に思っていましたが、よくよく考えたら近隣に舗装路の近道が出来たのを忘れてた。まあ、車と並走しなくて良いので、とりあえず適度なガレ具合を楽しみながら進む。
タブルトラックを進んでいくと、林道の終点で舗装路へ合流。そのまま勾配のある連続カーブを上ると、元は牧場があった高原へ到着。このあたりは急勾配なので、筋肉疲労の分散のために、たまに立ち漕ぎをいれて登坂。
急勾配の途中でつい足を着いてしまい再スタートが難しい。止まったついでに道路脇に咲いてる黄色の花を撮影しつつ一息いれる。
坂を上がり切ると見晴らしの良い尾根に到達。出発点がはるか遠くに望める。
一時の休息を入れて高原からトレイルへ入る。激坂と木の根のオンパレードで乗れたり押したりが交互に続く。
写真では勾配を把握し難いので、植わっている木に自転車を引っ掛けてみる。木が垂直に伸びているので登坂角度が分って頂ける?とにかくバイクを押し上げるので精一杯。
文明堂 | V! カステラ(スポーツカステラ) |
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林道トレイルは押したり担いだり
山岳の激坂シングルトラックと格闘の末、なんとか山頂付近まで登ってきた。尾根の大半は笹のような植物に覆われ視界は良くなかった。
ここまで上がれば移動は楽そうですが、足元が見えないため、いきなり崖落ちの可能性もあって慎重に進む。
胸ほどの高さがある笹を、かき分けかき分け前進。ただ、山道から周りを見渡せば雄大な阿蘇外輪山が広がってて気分良い。
しばらく笹を分けながら進むと急に視界が広がる。やっと山頂へ到着。そこからの景色は大パノラマ絶景。
太陽も上がりきった夏の午後。気温は高めだけど風が吹くと爽やか。山頂は私だけのリラックスフィールド。
どちらを見ても阿蘇の景色を眺めながらの昼食はうまい!
しばらく山頂に居ると、夫婦のハイカーの方がやって来られました。
二人が言われるには、先の林道で「蜂の巣を撤去したばかりだから気を付けて」といった、ありがたい情報を聞く。
昼食を済ませ、森のトンネルがあるトレイルへハチに注意しながら向かう。
尾根のトレイルへ入る前に遠い下界の麓を確認。空に雲が増えてきた。今日の天候では通り雨の確率は低い。
森のトンネルには泥濘んだ場所がいくつかあったのでMTBを担いだり、大岩のガレ場の登り降り。さらに先へ進むと、木の根が縦横無尽に広がったりしている。途中のブラインドコーナーでは、すぐ止まれるようにスピードを落とし、ハイカーがいればバイクを降り情報交換などをする。
こうして1年振りの山岳ライドは終了。トレイルを出たバイクは泥だらけ。帰路の長い舗装路の下りを走っている間に、タイヤやフレームについた泥は随分と落ちていった。
文明堂 | V! カステラ(スポーツカステラ) |
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