【軽自動車】ワゴンRにスポーツ自転車を載せる

自転車 載せる 固定方法[ワゴンR MH55S]
2020年頃から発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって自転車通勤や個人のスポーツとして自転車に乗るユーザーが増えています。

いろんなルートを自走でも距離が稼げるのが自転車の楽しみではありますが、より遠くの景色をサイクリングしたいなら、自転車をクルマに載せて目的地にアクセスできれば、より行動範囲が広がります。

このページでは、維持費が安くコンパクトな『軽自動車』へスポーツバイクを乗せる方法を掲載しています。この記事を書いている私も軽自動車であるスズキ ワゴンR ユーザーでして、荷室にスポーツ自転車を積載して、県外のいろんな観光地・絶景ルートをサイクリングしています。




Wagon R 自転車積載

軽自動車への自転車積載

スズキ自動車のワゴンR は、軽自動車規格内で室内高を1.6m~1.7m程度に高めた『ハイトワゴン(トールワゴン)系』のクルマ。他社ではムーブ、N-WGN、N-ONE、デイズなどが販売されている。

自転車をそのまま載せるならスーパーハイトワゴン

荷室へMTBを載せる[新型2017 スペーシア 自転車積載]
近年さらに室内高を高めた『スーパーハイトワゴン(スーパートールワゴン)系』が軽乗用車ユーザーに評価され販売数を伸ばしています。このタイプの軽自動車は、スズキならSpacia(スペーシア)

これらの人気車種は室内高が非常に高く、小さいお子さんの着替えが室内でできるメリットがあります。また、軽自動車とは思えないほどの積載能力があり、荷室開口高さは〈1,150 mm〉ほどあるので、工夫すればシティサイクル(通称=ママチャリ)をそのまま載せることができます。
他社の同類モデルだと、タント、N-BOX、N-VAN、ルークスなどがあります。

スズキ・スペーシアなどにスポーツ自転車を車載したいばあいの載せ方は『【軽トールワゴン】スペーシアにスポーツ自転車を載せる』に掲載しています。

ハイトワゴンならホイールを外して載せる

軽自動車 マイルドハイブリッド[ワゴンR MH55S]
この記事でスポーツ自転車を実際に載せる車両は、スズキのハイトワゴン『ワゴンR ハイブリッドFX(MH55S)』。この軽自動車は、スズキ独自開発のマイルドハイブリッド技術を搭載したシリーズの最廉価モデル。

ワゴンRは、人気のスーパートールワゴン『スペーシア』と比べて、エンジンルームが長めの設計なので、室内長が短いです。また、室内高も低いため全体的な積載容量は少なくなります。

ワゴンRのように室内の前後長が短くなるクルマの場合、その分は後席・荷室の長さに影響するので、スポーツ自転車を直立状態で積載したい場合はホイールを外さなければなりません。

なお、この記事ではホイールを外した自転車を固定するために、自転車車載用ベース台などを利用して固定します。これらのアクセサリーも紹介いたします。

積載できる自転車の種類

以下の自転車の積載状態は、前輪を外した状態でフロントフォーク先端から後輪のタイヤ面までの大きさです。参考までに、身長〈約166 cm〉の私が乗っているスポーツバイクでチェックしてみます。バイクの大きさはホリゾンタル(仮想トップチューブ)長で表しています。

なお、搭載できるスポーツバイクの項目からMTB系が外れているのは、ワゴンRの室内高・リアハッチ開口高の高さが低いことがあり、サスペンションを装着した自転車は搭載できない可能性があるため除外しています。

ロードバイク
ロードバイク[2018 スペーシア 自転車積載]
ホイールサイズ〈700 c〉、トップチューブ長がホリゾンタルで〈520 mm〉のバイクは、荷室長〈1,400 mm〉に収納可能(条件付き)。ただし、ステムやドロップハンドルの長さ形状によって接触する場合があります。
アドベンチャーバイク
アドベンチャーバイク[2018 スペーシア 自転車積載]
ホイールサイズ〈29インチ〉、トップチューブ長がホリゾンタル〈580 mm〉、ホイールベース〈1061.4 mm〉。

項目の『アドベンチャーバイク』とは、砂利道などの悪路を長距離走破できる『MTB』と『クロスバイク』の中間的なスポーツ自転車。フレームとタイヤホイールは29インチMTBと同等にサイズが大きく、軽自動車への積載には工夫が必要になる場合がある。アドベンチャーバイクに関する情報は〔Toughroad SLR1 レビュー〕にて掲載しています。



    このポストに関連する記事