パニアバッグは自転車の前後に装着する容量の大きいサイクルバッグ。バッグ構造はだいたい箱型で大きな荷物を収納可能。オプションで小物ポケットシートのほか、カメラ専用パーテーション、e-Bike用の予備バッテリー収納パッドなどを用意するブランドもある。
高性能モデルになると防塵防滴など厳しい気象条件でも荷物を守れるようになっている。
パニアバッグのメリット
- 古くから販売されておりデザイン・容量が多様
- 容量が大きく長期間サイクリングに対応できる
- 防塵防水性能の高い製品が選べる
- 専用設計モデルは取付け取外しが簡単
- 補修部品が買え長年利用できるブランドがある
- オーダーメイドできるブランドもある
パニアバッグは、自転車に荷物を搭載する目的で古くから開発・販売されているジャンルなので、価格・デザイン・サイズと多種多様な製品から選ぶことができます。収納容量は、左右両方(ペア)で20〜40リットルあたりがメインの商品が多い。
また、雨やほこりから荷物を守る製品として防塵防滴対応の素材を採用しているブランドもあり、日常的な通勤・買い物から過酷な自然条件の中でも長距離サイクリングが実現できる高いスペックをもつパニアバッグもある。
従来製品のパニアバッグ取付け方法は、金具と革ベルトによるキャリアへの固定でしたが、近年は樹脂・金属複合フックやブランド独自マウントによってワンアクションで取り付け取り外しができる高性能パニアパッグも販売されている。
高性能なパニアバッグは値段が高いのですが、優れた防塵防滴性能と耐久性を誇っており長年使用できる。また、高機能ブランドの製品は補修パーツを販売している場合もあり、取付けフック・ベルト・アタッチメントなどの小物破損でも部品交換のみで対応できるメリットがある。
パニアバッグのデメリット
- キャリアとパニアバッグを2つ購入する必要がある
- キャリアとパニアバッグの合計重量がそこそこある
- 独自設計のシステムバッグは高価な製品が多い
- 積載重量は増えるがホイールへの負荷も大きい
たくさんの荷物が収納できるパニアバッグのデメリットは、サイクルキャリアも同時購入する必要があること。サイクルキャリアの価格はだいたい5千円以上となる。高価なキャリアは軽量素材を採用したり、簡単に取外し・取付けできる独自機能を採用している場合が多い。
パニアバッグとサイクルキャリアが両方必要ということは、二つの製品の重量が自転車へ加算されることを意味します。
パニアバッグは防塵防滴で耐性が高いモデルは重量が重く高い価格になりがち。パニアバッグをどんな使い方するのか、ユーザーの判断で多くの製品から選択すると良いです。
サイクルキャリアは価格優先でブランド不明な製品を購入してしまうと、耐久性や製品重量に不満がでる可能性があり。さらに、自転車で移動中にキャリアが破損してしまうと大変なことになるので、信頼できるブランドを選ぶのが重要ポイント。
あと、サイクルキャリア・パニアパッグには多くの荷物が収納積載できるメリットがありますが、これらを装着する自転車が軽量ロードバイクだとホイールへの負荷が大きくなるので、たくさんの荷物を収納するばあい積載重量に注意が必要です。
取り付け方法
おもな装着方法は『キャリア』といった金属製フレームをフォーク・フレームへ付属するネジなどで取付け、そこにパニアバッグを架けるスタイルがほとんど。
専用ブランドの独自設計モデルになると、ほぼワンアクションで取付け・取外しが可能なうえ、特殊フックによって揺れ・振れを防止できるようになっている。
文明堂 | V! カステラ(スポーツカステラ) |
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サイクルバッグ
COBAGS・BIKEZAC 2.0
- 製品のポイント
- BIKEZAC 2.0は、自転車専用として設計され、環境に優しく、安全で耐久性があり、便利な第二世代のCOBAGSです
- 荷物を入れない時は折りたたんでコンパクトにできます
- シンプリーグリーン、シンプリーブラック、シンプリーブルー
- 素材:100% リサイクル Durable Woven PP防水加工、表面マット加工
- 耐荷重:8kg
- サイズ:40x29x18cm(折りたたみ時 30x23x2cm)
OSTRICH:P-115S パニアバッグ
- 製品のポイント
- OSTRICH(オーストリッチ)P-115Sは、初心者ユーザーにも最適なP-115のハーフサイズ。
- ロードバイクやクロスバイクでのショートツーリングにも最適なサイズ
- 重さが520gと軽量タイプなので軽快な走行ができます
- 装着は、キャリアに載せてから天板側を3か所のストラップ、内側をベルクロテープで固定
- 上部にある4ヶ所のⅮカンは荷物をくくり付けるのに便利
- 後ろ側に反射テープが付いています
- 容量:5.1Lx2
- サイズ:H180×W345×D100(片側)、重量:520g
OSTRICH:P-115 パニアバッグ
- 製品のポイント
- OSTRICH(オーストリッチ)P-115は、初心者ユーザーにも最適。底の部分に丸みをもたせ、ペダリングの邪魔にならない扱いやすいバッグ
- 装着は、キャリアの上に置き、天板側に3か所、内側(ホイール側)に2か所のストラップで固定
- 上部にある4か所のⅮカンは荷物をくくり付けるのに便利
- 後ろ側に反射テープが付いています
- 容量:12.5L×2
- サイズ:360mm×330mm×100mm、重量:800g
BASIL:マラガ
- 製品のポイント
- BASIL(バジル)は、1970年初頭からオランダで自転車アクセサリーを販売するブランド。
- リアキャリアにシンプルに取り付け可能なバッグ
- 書類を入れるのに便利な長方形
- 素材:ポリエステル製
- 容量:13L
- サイズ:32×13×29cm、
ORTLIEB:スポーツローラークラシックQL2.1 F6301
- 製品のポイント
- ORTLIEB(オルトリーブ)独自開発のQL2.1システムを搭載した素早い着脱ができるパニアバッグ
- フロント向けサイズに設計されたコンパクトバッグ(リア装着にも対応)
- コンパクトで取り回ししやすく小径車などにも最適
- 防水防塵性能:IP64(塵埃の侵入がない・あらゆる方向からの水の飛まつに影響を受けない)
- 容量:25L(ペア2個分)
- 重量:1590g(ペア2個分)
- サイズ:H30×W25×D14cm
ORTLIEB:グラベルパックQL2.1 F9982
- 製品のポイント
- オルトリーブ新コンセプトシリーズ、バイクパッキングためのパニアバッグ
- 未舗装路でもバッグがグラつかず、オンロードもオフロードも快適に走行
- 生地は軽量で引き裂けに強く、バッグ下部のキャリア固定用フックを2つ設けたアドベンチャーに適したモデル
- スムーズな取り外しができるQL2.1システムを搭載
- 防水防塵性能:IP64(塵埃の侵入がない・あらゆる方向からの水の飛まつに影響を受けない)
- 容量:25L(ペア2個分)
- 重量:1160g(ペア2個分)
- サイズ:H30xW25xD14cm
TOPEAK:Pannier DryBag
- 製品のポイント
- TOPEAK(トピーク)の『パニア ドライバッグ』は、雨や埃が入り込みにくいロールクロージャータイプのパニアバッグ
- 取り付け / 取り外しが容易な「ハンドル ロック システム」を採用
- ハンドル ロックシステム 取付可能径 : Ø8 / 10 / 12 / 16mm
- ショルダーストラップ付属
- 素材:超音波溶着ファブリック
- 容量:15L、最大荷重 : 10kg
- サイズ:L150 x W260 x H450mm、重量:700g
:ORTLIEB:バックローラー プラスQL2.1 F5204
- 製品のポイント
- ORTLIEB(オルトリーブ)独自開発のQL2.1システムを搭載した素早い着脱ができるパニアバッグ
- バックローラープラスはカジュアルな質感の軽量素材を採用
- 高い防水・防塵機能を備え、トラベルシーンからデイリーユースまで幅広い用途に最適
- 防水防塵性能:IP64(塵埃の侵入がない・あらゆる方向からの水の飛まつに影響を受けない)
- 容量:40L(ペア2個分)
- 重量:1680g(ペア2個分)
- サイズ:H42xW23/32xD17cm