![700cホイール 対応タイヤ幅 クリアランス[cannondale SLATE]](/wp-content/uploads/2022/05/slate-650b-wheel.jpg)
SLATE(スレイト)のホイールとタイヤの関係が少し気になったので調べてみました。
この新しいバイク情報をチェックしてる方はご存知だと思いますが、SLATEはホイール径に650b(27.5インチ)を採用したグラベルロードバイクです。
最近他社から登場してきているグラベルロードでは、ホイール径700cがスタンダード。しかし、たまに650bホイールとの互換性をアピールするバイクがあったりもします。
cannondale SLATEの場合は650bホイールがスタンダード。このホイールに42ミリ幅のタイヤを履かせた直径が、700cタイヤを履かせたホイールと同等となるので、巡航速度の維持が容易になる設計です。
cannondale Bikes
![700cホイール 対応タイヤ幅 クリアランス[cannondale SLATE]](/wp-content/uploads/2022/05/cannondale-slate-quarterview-300x200.jpg)
今回、その『700cホイールと同等』というところが気になって、実際に700cホイールを装着するとして、タイヤ幅が何ミリまで対応するのか疑問を解きます。
![700cホイール 対応タイヤ幅 クリアランス[cannondale SLATE]](/wp-content/uploads/2022/05/slate-wheel-tire-300x172.png)
まだ、このバイクの情報公開がチョイ出しだったころの動画を観ていると、チラッとだけ『700cホイールならタイヤ幅22ミリ相当』の文字が見れるのですが「幅22ミリ!」というグラベルロードらしくないタイヤ幅に少し意外な心境でした。
ということで、最終確認のために『キャノンデールジャパン』へ確認をとってみました。その質問の返信は以下のとおりです。
700c径のホイールについてですが、設計の段階でそこは考慮していないために正確な数値を出すことができません。ただ、700×22C,23Cモデルとタイヤの外径は同じになっています。そこから考えて上記写真を参考にしてください。今のタイヤ幅は42mmあってそれでも十分な隙間があります。CXタイヤのスリックでギリギリというところでしょうか。フロントはどのサイズでも問題ないでしょう。
キャノンデールジャパン:山本和弘 氏
![700cホイール 対応タイヤ幅 クリアランス[cannondale SLATE]](/wp-content/uploads/2022/05/slate-tire-clearance2-169x300.jpg)
という回答でした。添付された画像のイメージ。
![700cホイール 対応タイヤ幅 クリアランス[cannondale SLATE]](/wp-content/uploads/2022/05/cannondale-slate-FORCE-CX1_side-300x183.jpg)
SLATEは安定性とコントロール性能の向上のため、チェーンステイを短くし、ヘッドアングルを寝かせフロントセンターを長く取った設計です。このチェーンステイを短くした事によって700cワイドタイヤの装着ができないわけですが、狙ったハンドリングを実現する設計なので、バイクのコンセプトを考えても700cホイール装着のメリットは無いですね。
ということで、650bホイールとタイヤを装着してバイクライドを楽しみましょう。キャノンデールジャパンさん、お忙しいところ情報有難うございました!