タイヤ交換でシクロクロス用とグラベルロード用の選択

シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Panaracer GravelKing]

数日前は極寒の日々でしたが、少し寒さが和らいできました。
最近は春ならではの匂いというか香りがします。寒がりには、冬の終わりが感じられる嬉しい兆候です。

そんな日々の中、天候とタイミングが良ければバイクに乗って脚を廻します。
シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Panaracer GravelKing]
この日の相棒は、GIANTのシクロクロス『TCX 0』。
乗る時間に余裕がない時は、ロード系のスピードを発揮させ、いつものコースを速めの速度で巡ります。

このTCX 0で、最近気になっているのがタイヤの状態。前後とも摩耗が進んできました。

ミシュランのシクロクロスタイヤ

シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Michelin Cyclocross Mud 2]
前輪に装着しているのは『Michelin Cyclocross Mud 2』で、商品名にマッドが付くとおり、泥だらけの条件下でもトラクションとグリップを提供してくれる良質のタイヤ。
マッド仕様なので路面への喰い付きが良く、ターマックからグラベル、そしてフラットなシングルトラックまで安定したグリップ性能がお気に入りです。
シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Michelin Cyclocross Mud 2]
摩耗は結構すすんおり、センターブロックのノブの残りが1ミリ程度。走行距離のチェックをしていないので全く参考になりませんが、摩耗スピードに関しては、特に減りがはやい印象はないです。
シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Michelin Cyclocross Jet]
そして、後輪に装着しているのは『Michelin Cyclocross Jet』という、MTB用ならセミスリック系のタイヤ。
ドライコンディションの固い路面での走行を前提としたノブパターンで、軽い走りとコーナリンググリップのバランスを上手くとったモデルです。
シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Michelin Cyclocross Jet]
後輪も同じく摩耗状態。センターノブの残りは約1ミリを切ってる感じ。後輪加重が高いせいか、こちらの摩耗スピードは前輪より早い。

空気圧は、ショック吸収とグリップ力と転がり抵抗のバランスを考えて、前後輪共に2.5~2.7ber程度。オフロード&ダート走行を含めたサイクリングがメインなので、30cのエアボリュームを活かした設定です。

前後輪ともノブの残りが少ない状態なので、セットで交換の予定。
現在のミシュランはお気に入りなので、次も同じセットを検討していましたが、Panaracer(パナレーサー)より『グラベルキング』という商品が登場した事で心が動いています。

パナレーサーのグラベルキング

シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Panaracer GravelKing]
グラベルキングは、その名のとおりグラベルロード専用に開発されたモデル。
タイヤサイズは、23c、26c、28c、そして32cと4種類のラインナップ。

32cのみ、グラベルロードを高速巡航可能としたブロックパターンを採用。それ以外のモデルは、舗装路から未舗装路まで多様なツーリングスタイルに合わせやすいように、トレッドパターンをヤスリ状のミックスパターンにしてあります。

4種類のサイズ共に同じ技術を採用。

ZSG ナチュラルコンパウンド
高反発弾性の天然ゴムをベースとし、耐久性・耐摩耗性が強化されたZSGコンパウンド。

アンチフラット ケーシング
耐パンク補強材をタイヤ全面に装着し、耐カット性能や耐リム打ちパンク性能を強化。

AX-α アドバンスドエクストラアルファコード
柔軟性にも優れた0.14mm径の超軽量極細コード。素材改良により転がり抵抗がさらに軽減し、高密度に織り込むことで軽量化に貢献。

以上の特性を持った『グラベルキング』。ターマック専用とは違い、耐久性と路面適応性に特色を出したコアなタイヤです。

オフロードの走破性

シクロクロス グラベルロード用タイヤ[Panaracer GravelKing]
私が導入検討するなら32cモデル。
集合した小さいキューブ状のブロックパターンと低いノブが、グリップ力と軽い走りのバランスを意識しているようです。

少し気になるのが、悪路でのグリップ性能でしょうか。

サイドエッジも含め、全体的に低ノブの滑らかな密集パターンの場合、土がメインのシングルトラックでは、コーナリングが安定するだろうか? ちなみに『Michelin Cyclocross Mud 2』は細めのMTBタイヤのように、ダートでもフラットなシングルトラックでも安定のグリップ。
ただ、『グラベルキング』はグラベルロード専用モデルなので、高いオフ寄りの性能を期待するのは本末転倒。ダートを含めた長距離を快適に走ることに目を向けていれば問題ないでしょう。

私としては、グリップと走りの軽さを両立させるために、前輪はシクロクロス用で、後輪にグラベルロード用を装着するかもしれません…とか、色々考えるより、グラベルロードバイクを購入してジャンル分けしたほうが、そこは悩まずに済みそうかな(笑)

Panaracer / GRAVEL KING

サイズ
700c × 23c/26c/28c/32c
重量
23c (220g), 26c (240g), 28c (270g), 32c (320g)
注意事項
ご使用する自転車がロードバイクの場合、700×23Cよりも太いサイズはタイヤとフレームが接触する可能性があります。ご購入前には必ずクリアランスの確認を行なってください。
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