『GT』は、カリフォルニア州サンタアナで1979年から創業。ゲーリー・ターナーのイニシャルからブランド名が決まりました。創業当初はBMXのフレームビルダーとして生産をはじめ、その高性能なバイクが多くのユーザーを獲得することになります。
現在では、開発製造するバイクをMTBメインにシフトし、カーボンフレームを採用したDH(ダウンヒル)バイクが、ワールドカップ等で表彰台を獲得するまでになっています。もちろん、BMXもトップクラスのモデルを造り続けています。
GT Bikes
バイク
GRADEのフレームは、上級グレードがカーボンフレーム、それ以外はアルミフレームのラインナップ。
カーボンフレームモデルは軽量化だけに特化せず、素材特有のしなやかさと強度のバランスが高いレベルにあります。その特性は、GT伝統のトリプルトライアングルフレーム(クロスドシートステイ)という独特なフレーム形状によるものです。[※サイズXSを選択するとトリプルトライアングル形状は採用されません]
ホイール周りでは、23cのロードレースタイヤから35cのブロックタイヤまでの装着を可能にしており、路面状況に対応したタイヤをユーザーが選択でき、タイヤを換装することよって、ロードバイク / シクロクロス / グラベルロードと幅広い遊び方ができるようになります。ブレーキは上級グレードでは油圧ディスクブレーキ。それ以外でも機械式ディスクブレーキを採用。
上級グレードで気になるのがドライブ系で、カーボンフレームのULTEGRAと105、それにALLOY Xのフロントチェーリングがコンパクトドライブでなく52/36Tを採用していることに注意しましょう。日本は起伏がある地形がたくさんあるので、このあたりはユーザーの脚力と相談しなければなりません。
アクスルは、前が15 × 100mm[アルミフレームはQR]ですが後はQR(OLD 135mm)となっています。
仕様・ジオメトリ
- サイズ
- XS(510)、S(530)、M(550)
- フレーム
- All New GT EnduRoad カーボン、PFBB30
- フォーク
- GTカーボン、カーボンコラム
- アクスル
- 前[15 × 100mm]、後[OLD 135mm]
- ローター径
- 160mm
- 対応タイヤ幅
- 35c
- 重量
- 8.2kg
- 価格
- 438,000円(完成車 / 税抜)
- 備考
- サイズXSを選択するとトリプルトライアングル形状は採用されません
ジオメトリ【補足】
TT=トップチューブ長(ホリゾンタル)、ST=シートチューブ長、CS=チェーンステイ長、WB=ホイールベース長。
Size |
XS(510) |
S(530) |
M(550) |
TT |
515mm |
535mm |
550mm |
ST |
495mm |
535mm |
550mm |
CS |
430mm |
430mm |
430mm |
WB |
1017mm |
1019mm |
1025mm |
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