竹田市宮城地区しだれ桜をサイクリング《後編》

自転車 グラベルバイク サイクリング ポタリング

桜 ポタリング

前編の続き。

各地の桜が咲き始めた頃、大分県竹田市宮城地区の有名な『しだれ桜』が満開に近い状態にありそうなので、自転車(VooDoo ERZULIE)を車載して現地へ。
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観光客が集まる『後藤家の墓守桜』を後に、桜じゃないけど稲葉川の『黄牛の滝』を訪れることにしました。
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目的の場所に向かう途中には、都市ではお目にかかれない気になる被写体がたくさん。スナップしてると一向に前へ進まないのも写真サイクリングの楽しみ。
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滝へ向かう途中、何軒かの朽ち果てた民家を見ることになります。
地方では高齢化の問題があるのですが、それと同時に若者の就職難があって、仕事に就く為にどんどん都会に人口が流出しているとのこと。
仕方ない状況なのですが、こういった風景を見ると寂しい……

さて、気になる滝。手作りのプレートから下ること数百メートル。窪んだ川沿いの遊歩道をすすむと、奥から涼しい風にのった微小の水しぶきが頬に触れる。
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水しぶきが飛んでくる先には、落差十数メートルはありそうな滝が現れる。
川の両壁は岩石で囲まれて暗いのですが、滝の部分には太陽のスポットライトが当たって良い感じ。夏場の納涼には最適なポイントでしょう。

岩に囲まれた滝から上がり、次のしだれ桜ポイント『順照寺』へ向かう。


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『順照寺』のしだれ桜は、予想より背が高く若々しい感じ。青空をバックに雄々しく出迎えてくれた。
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昔ながらの佇まいの寺に寄り添う感じで生育する桜。お互いを見守っている感じがとても気に入りました。
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色んな角度から写真を撮ったり、ゆったりと眺めていたら随分と時間が経過。予定の時間を過ぎたため、サイクリング半ばですが出発点に戻ることになりました。
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宮城地区には『出会いの湯』という温泉があるのですが、残念ながら利用する時間が足りません。次回には必ず立ち寄るぞ。
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時間がないので農道をショートカット!
宮城地区って上り下りの間隔が狭いから結構脚力が必要。あまり鼻歌まじりのサイクリングとはいかない…かも?
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さて、出発点付近の『古庄家』のしだれ桜付近を通過。
すると、午前中と違って、写真愛好家の列がズラリと桜の前に並びます。この周りにも倍以上の人がいらっしゃるので、撮影ポイントとしてフィーバーしていました。

このように、撮影から農耕地の立入りまで許可して下さる地元の方々に感謝です。

時間は夕刻が迫る頃。
私が急いでいる理由は、満開の『熊本城』の夜桜を見に行くのでドタバタしているのでした。
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もっとユッタリ過ごしたいのですが、花の開花時期って重なることが多いので、たくさんの桜を見たかったら移動距離との闘いです。

それでは、熊本城へ向かいます!

宮城の里しだれ桜:アクセス情報

問合せ
宮城分館 0974-66-2014(月・水・金)
駐車場
なし:宮城分館の駐車場をご利用ください。
公開時期
桜の開花時期[例年の開花は3月20日頃~]
アクセス
豊後竹田駅から車で20分:県道638号線沿い炭竃バス停付近
地図


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