寒いのが苦手なので、冬になるとロードバイクに乗らなくなる軟弱者です。ロードバイクは巡航スピードが高いので、すぐに耳や手足の先が痛くなってギブアップです。とにかく寒がり…でも、暑いのは大丈夫!
路面を選ばないシクロクロス
そんな私なのですが、シクロクロスバイクだけは別腹。
なぜかといえば、シクロクロスのチェーリングとリアスプロケ(前:アウター46T / インナー36T。後:12-30T。)だと、巡航スピードをかなり低く落とせるので、身体の末端が冷え難いのと、路面を選ばないCX用ブロックタイヤ。それに、MTBより軽量なので楽に距離をかせげる等、シングルトラックも駆け抜けるロングライド自転車として重宝しています。
私のシクロクロスバイクは『GIANT TCX 0』。
競技用アルミフレームだからなのか、衝撃吸収は得意じゃないようです。たぶん、悪路走行のうえに短い競技時間でパワーを掛けるので、フレーム強度を上げた設計になっているのでしょう。全体的にカッチリした感じがします。
フレームが硬めのかわりに、ボリュームのある幅30Cのタイアに、大きな衝撃も緩和してくれるMAVIC AKSIUMホイールと、カーボンフォークのおかげで、全てがガシガシの乗り心地ではありません。
ただ、オフロードやダートを含んで長距離を走ると「もう少し振動吸収してくれないかな」と思う事もあります。
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シクロクロス特有のジオメトリがネック
ここで、振動吸収性の高いカーボンフレームのシクロクロスを、新しく導入するという選択もあります。しかし、カーボンモデルになると、競技特有のバイクを担ぐことに特化させてあるため、トップチューブが高い設計が多く、フレームをまたぐと股間がガッツリ当たる危険性があります。
あと、シクロクロスバイクの特長として、ホイールベース(前輪と後輪の中心軸距離)が1000ミリを切るモデルが多いです。ここが短いと、ハンドルを切った時に、前輪とつま先が当たります。
そんな理由で、カーボン製のシクロクロスフレームを探してみれば、「あのブランドは股間が当たる」、「このブランドはつま先が当たる」といった『当たる問題』に出くわす事になるわけです。これは、困りました…
文章が長いので、【その2】へ続きます。次回は、『当たる問題』をクリアできそうな気になるグラベルロードバイクを載せてみました。よろしければ、ご覧になって下さい。
【追記】ちなみに、私のGIANT TCX 0は、2009年モデルの『コンパクトロード設計』によってトップチューブがスローピング化されており、フレームをまたいだ状態でも股間は安心。ホイールベースは『1019.3ミリ』なので、つま先が前輪と接触する事もありません。
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