カーボンフレームを採用した『グラベルロード』と『ファットバイク』でファンを拡げるSALSA(サルサ)から、また魅力的なバイクが投入された。
新しく登場したバイクの名は『VAYA TI X0』チタンフレームのツーリングバイク。いや、もしかしたら、それ以上の『グラベルモンスター』かもしれません。
このモデル名をきいて「VAYA(ヴァヤ)のチタンフレームだから、VAYA TRAVELの後継機が登場した」と思うかもしれませんが、このバイクはVAYAシリーズの追加モデルになります。『VAYA TRAVEL』はフレーム分割式のチタニウムフレームを採用。パッキング容量を小さくできるので、輪行や海外遠征をしやすくした玄人向けロングツアラーバイクです。
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SALSA Bikes
現行のVAYAシリーズには、チタンフレームのほかにクロモリフレームを採用した『VAYA2』と『VAYA3』があります。クロモリモデルは、その特性である振動吸収性と耐久性の高さ、またフレーム修理が可能なので、前後キャリアに荷物を積載する長距離サイクリングに向いています。
ここでツーリングライダーから『数日間のサイクリングの荷物が積める、ライトツーリング仕様の軽いバイクが欲しい。当然、ダートロードも走りたい。』と要望が入ります。数ヶ月も走るロングツアラーじゃないから積載強度を非常に高くする必要はありません。ここで新しいVAYAコンセプトが決まっていきます。
VAYA TI X0は、短い期間のサイクリングに焦点を合わせているので、リアのみにキャリアダボを装備。フロントフォークは軽量化と振動吸収を両立させるためにカーボンフォークを採用しています。リアキャリアに収まりきれない荷物は、フレームバッグやハンドルバーバッグを使用して収納しましょう。ライトツーリングなのですから、これだけ収納できれば十分です。
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フレームとフォーク
さて、新しいVAYAのチタニウムフレームに注目します。
シームレスに設計されたチタンフレームはトリプルバテッドチュービングの軽量設計。強度を上げるポイントと乗り心地のバランスを最適化させてライダーの疲労をおさます。また、ジオメトリも変更され、楽なフィッティングと、あらゆる路面へ対応できるハンドリングに仕上げています。
そして、新設計されたフレームのヘッドチューブには、VAYAシリーズでは初めて『1-1/8 to 1-¼』テーパーコラムを採用。振動吸収性の向上のために新採用されたカーボンフォークもテーパードステアラー化されました。また、ヘッドセットにはセミインテグレーテッド・ヘッドセットを採用しているので、従来の1-1/8インチのステアラーフォークを装着してフロントキャリアを装備することも可能です。
新しいカーボンフォークは、路面追従性と強度を上げるためフロントアクスルには15ミリスルーアクスルを採用。また、フェンダーを装着したいユーザーのために隠されたフェンダーマウントを装備。フェンダー非装着でもダボが見えないスマートシルエットなフォークです。
ブレーキはディスクブレーキマウントを装備。ディスクローター径は、最大160ミリと最小140ミリまで対応しています。
ホイールとタイヤ
VAYA Ti X0では、従来のラインナップと違い、小さいフレームサイズのホイールサイズに変更があります。
現行モデルのVAYA TRAVEL、VAYA 2、VAYA 3では、フレームサイズ『50cm』および『52cm』を選択するとホイールサイズが26インチでした。しかし、VAYA Ti X0では全てのフレームサイズで700cホイールになりました。
このあたりの変更が、巡航スピードを優先したフレーム設計であることが分かります。小さいフレームでも700cホイールを熱望していたツーリングユーザーには朗報でしょう。
次に、装着可能なタイヤサイズです。
ここも、新しいフレーム設計によって大きなタイヤクリアランスを確保しています。装着できる最大のタイヤサイズは、フェンダー非装着では700c x 47mm。フェンダー装着だと700c x 42mmになります。
700cホイールを採用する、他のVAYAシリーズの最大装着タイヤは少し細い700c x 42mm(フェンダー非装着)。より太いタイヤに対応した新フレームは、軽量さをいかしてグラベルロードからフラットシングルトラックまで軽快に走破する方向性も見えてきます。
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ドライブトレイン
対応するドライブトレインは、フロントチェーリングがシングルで最大46T。ダブルで最大53/39T。また、トリプルなら52/42/30Tに対応します。
完成車モデルのドライブトレインは、MTBとロードバイク用を併用するミックスコンポーネント。
変速にはSRAM Apexシフター。駆動系にはX0とX9を採用し、フロントチェーリングにSRAM X9 48/32T。リアはSRAM XO 10速に11-36Tのカセットコグ(スプロケット)をセット。通常のロードバイクより平均スピードを低めに設定し、ワイドレンジ化したギア比で、グラベルロードだけでなく悪路の登坂も視野に入れた『グラベルモンスター』のようです。
以上で、2016 SALSA VAYA TIのおおよそのスペックを紹介できたでしょうか。
『グラベルロードに簡素なキャリアが付けられたらいいな』的なコンセプトで生まれたVAYA TI X0。またひとつ欲しいバイクが登場してきたので、いろいろと困ってしまいます。
このモデル、日本国内の販売は予定されていると思われますが、販売時期や、完成車モデルおよびフレームセット販売の価格は未定です。たぶんフレームセット35万(税抜き)はいかないとは思いますが。
このあたりの情報が入手できたら、また更新致します。
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