
5年くらい前は、MTBのホイールサイズは26インチが当たり前で、他のサイズは24インチくらいで『小柄 / 子供用』みたいな感じでした。
しかし、GARYFISHER( ゲイリーフィッシャー)が29インチホイールのMTBをレースシーンに投入し始めてから、徐々に他のバイクブランドからバイクや専用パーツが出揃い始めました。
そして月日は流れ、2014年のMTBラインナップを見ると、大きいホイールのMTBばかり。
26インチのレーシングモデルに関しては、積極的に探し出さないと見当たらず、有ってもミドルグレードモデルや、数年前の設計フレームだったり、種類も極僅か。
そう、MTBのレースシーンから26インチは消える運命確定なのです。
日本の自転車ブランド、ブリジストンのAnchor(アンカー)も、レーシングモデルは27.5インチのみ販売。また、世界でトップシェアのGIANT(ジャイアント)さえも、一部のラインナップを除きメイン商品は27.5インチになってます。
自転車文化は欧米が主流なので、あちらで『26インチMTBはメインストリームではない』となってしまえば、26インチは終わりを迎えるわけです。
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ROCKSHOX
26インチ専用パーツの供給はいつまで
いくらレースシーンのメインが『27.5』や『29』インチへにシフトしていっても、一般のユーザーに大きな問題にはなりませんが、26インチMTBをスポーツとして楽しんでいるユーザーは徐々に困る事になるかもしれません。
個人的に、一番先に無くなっていくのがフロントサスペンションじゃないかと思っています。特に軽量高機能なエアサスモデルのラインナップ落ちする日が、確実に迫っているのでしょう。
日本のレースシーンでも26インチモデルのユーザー離れは顕著になっています。
世界的に見れば、日本の自転車市場は小さいので、国内のレースでも使用されなくなってくると、サスメーカーが26インチモデルをラインナップから外すのは当たり前な事でしょう。
果たして、この判断を大手のROCKSHOX(ロックショックス)やFOX(フォックス)が、いつ決めるのか気になるところです。
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前置きが長くなりました…そんな理由から、久し振りに26インチ用のエアサスを入手しました。ストロークはバイクフレーム推奨値の100ミリ設定。

ハンドル付近に取り付けるのは、油圧式ロックアウトリモート。
もう何年も前から採用されているのですが、プッシュリリースでロックアウトが働くのを、今日装着して初めて知りました…(^_^;)
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ご存知の方も多いかと思うのですが、以前の上位モデルはデュアルエアコントロールでしたが、2013年モデルから、ほぼソロエアのラインナップ。
ソロエアになることで、設定幅が無くなる事が気になっていたのですが、従来のソロエアとは内部構造が別物になっていて、一カ所から入ったエア圧を、内部でネガとポジと自動調整するようになったそうです。
とりあえずバイクにサスを装着して、適当にエア圧を決めて色々と乗ってみましたが、作動フィーリングもよく「こりゃ駄目だ!」的な事はありませんでした。流石だ!ROCKSHOX (*^-^)v

インナーチューブが黒色になっているけど、特殊コートではなくアルマイト処理のようです。なので、以前のモデルと作動感に違いが見いだせず。黒いのでホコリが目立つのです。

さんざん試走してから、アウターケースにエア圧設定のシールが有ったのに気付く…
私(体重57kg)は、エア圧110psiで走っていましたが、設定シールでは体重63kg以下は70〜90psi。そんなに低くても良いようです。
このエア圧でも特に気にならなかったので、リバウンドスピードとの兼ね合いを考えながら、暫く110psi辺りでセッティングしてみます。
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