『Schwalbe(シュワルベ)』は近年、ロードバイク用のチューブレスタイヤのラインナップ拡充に熱心。
その流れは欧米で人気上昇中のグラベルロード向けのタイヤにも向けられました。そのタイヤモデルは[Schwalbe G-One]です。
ロードバイクのタイヤに詳しいユーザーであれば、このタイヤのネーミングにピンとくるでしょう。ただ「それってグラベルロード向けタイヤだったかな?」という疑問が出てくるかもしれません。
最新モデルは『SCHWALBE G-ONE ALLROUND』という名称へ変更されています。
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Schwalbe tire
タイヤの概要
実は、この[G-One]というモデル名のタイヤは『Paris-Roubaix(パリ~ルーベ)2015』では、タフネスなワイドボリュームタイヤとして、プロ選手のバイクに装着されていました。
当然その頃のトレッドパターンはグラベルロード向きのノブが付いたものではなく、密集円形トレッドパターンのスリックでした。その形状のタイヤは、現在モデル名が変更され、2016年モデルから[Schwalbe S-One]として発売されています。
そして、2016年モデルの新たな[Schwalbe G-One]は、グラベルロード向けのタイヤとして登場します。
この独自のトレッドパターンは、グラベル(砂利道)での直進安定性と転がり抵抗を少なくする事に貢献しています。ノブが小さく低いこともありオフロードでのグリップは高くはありませんが、タイヤ接地面のプロテクションを高くした構造であるため、パンクのリスクは少ないでしょう。
あと、ノブが低いためにタイヤ寿命は短めです。
タイヤのサイズは【700x35C】、【700x38C】と、グラベルロード向けのエアボリュームのあるラインナップ。また『cannondale SLATE』などの【650B】にも装着可能な【27.5 x 1.50】も用意されています。
重量は、幅35Cで【400グラム】。推奨エア圧は【3.00 – 5.00 Bar (45 – 70 psi)】です。
このタイヤ、欧州ではデリバリーが始まっていますが、残念ながら、現在日本では販売されていません。いずれは販売される事を期待しています。ちなみに欧州での販売価格は59,90 €(7,798円)。
このタイヤ、個人的に関心が高いのモデルなので、所有するグラベルロードバイクに装着したいです。
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仕様
700x35C
- サイズ
- 28 x 1.35, 700x35C
- タイプ
- チューブレス対応、クリンチャー
- ビート
- フォールディング
- TPI
- 127
- 重量
- 400 g
- エア圧
- 3.00 – 5.00 Bar (45 – 70 psi)
- 最大加重
- 70 kg
- カラー
- –
- 価格
- – (日本未発売)
- 他
- MicroSkin, TL-Easy
700x38C
- サイズ
- 700x38C
- タイプ
- チューブレス対応、クリンチャー
- ビート
- フォールディング
- TPI
- 127
- 重量
- 460 g
- エア圧
- 3.00 – 5.00 Bar (45 – 70 psi)
- 最大加重
- 70 kg
- カラー
- –
- 価格
- – (日本未発売)
- 他
- MicroSkin, TL-Easy
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