29erホイールバイクの老舗『Niner(ナイナー)』のCX(シクロクロス=サイクロクロス)といえば、カーボンフレームを採用した『BSB9 RDO』です。このたび、より実戦でポテンシャルをアップさせるために2016年モデルとしてマイナーチェンジを受けました。
ninerのカーボンCXバイクは、もともと優れたスペックをもつバイク。今回変更された主なポイントはリアアクスル部分。従来のQR(クイックリリース)から12 × 142ミリのスルーアクスルへバージョンアップされました。
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Niner Cyclocross
2015年モデルのBSB9 RDOでもリア周りは十分に強度が高く、乗車フィーリングは硬いバイクです。しかし、販売店やライダーからのフィードバック情報をもとに検討した結果、少ない軽量化より競技用CXレーサーであるための高い戦闘力を追求しました。このアクスル変更によって、フレーム重量は2015モデルと比べて数グラム単位で増加しています。
他の変更点は、フレームデザインが新しい配色(ネオンレッド / ネオングリーン)とパターンなったこと。
最近の必須条件でもあるSHIMANO(シマノ)電動変速Di2にも対応。タイヤクリアランスは約40ミリ幅(ブランドによっては42ミリ)のタイヤを装着することができます。
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ちなみに、日本ではフレームセットのみしか販売されないので関係ないのですが、本国では完成車モデルのドライブトレインに変更がありました。2015年モデルのドライブ系では『SRAM(スラム)』の『RIVAL(ライバル)CX1 × 11』を選択できるようになっていたのですが、2016年モデルからシングルチェーリングのCX1は不採用になり、ダブルチェーリングの2 × 11スピードに変更されています。RIVAL CX1がラインナップ落ちした理由は、単にCX1完成車の販売数が予想より下回ったからです。
フレームセットの内容は、フレーム、フォーク、ヘッドセット、
それにフロント&リアアクスル(ROCKSHOX Maxle)となっています。
気になる完成重量(ペダルレス)は、SRAM RIVALの油圧ディスクブレーキ仕様の2 × 11で【約8.5kg】。SHIMANO ULTEGRA Di2油圧ディスクブレーキ仕様 2 × 11で【約8.09kg】となっています。
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ジオメトリ
[cxlb]
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