6月にプレスリリースされていた『RIDLEY(リドレー=リドリー)』初のグラベルロードバイク『X-Trail(エクストレイル)』の2016年モデルの仕様が決定しました。
RIDLEYは、グラベルロードが市場投入されはじめた頃から有用性を認識。それから約2年の歳月をかけて設計と試験をくりかえしました。
その計画が『X-PROJECT』で、プレス公開された最終プロトモデルでは、カーボン表面にクリアコートや装飾仕上げのしていない状態でした。
それから月日がながれ、このほど正式販売へむけてのスペックが判明しました。最終型のプロトタイプを理解している方にとって、この市販モデルの仕様に大きな驚きはないでしょう。
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RIDLEY X-Trail
フレームのジオメトリは、同社のシクロクロス『X-Night』より重心を下げた設計で、ボトムブラケットは低い位置に配置されます。
また、ヘッドチューブ長を約10ミリ延長することで耐久性と快適性を両立させています。
フォークは左右非対称のフォークブレードを採用。右フォークは重量を最小限度におさえるためにスリムな形状。左フォークはディスクブレーキ制動時のねじれ負荷に対応する設計となっています。
ブレーキマウントは前後ともフラットマウント。アクスルの規格はスルーアクスルで、フロントが15 × 100ミリ、リアが12 × 142ミリです。
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X-Trail 仕様
販売は、フォークを含むフレームセットと完成車が3グレード。フレームセットの価格はUS$で2000ドルとなっています。
フレーム
- 材質
- ハイモジュラスカーボン
- 重量
- フレーム[1055g – size M]、フォーク[490g]
- 装着タイヤ
- Max幅 約40mm
- ブレーキ
- シマノ・フラットマウント
- ローター径
- 160mmか140mm
- アクスル
- [前]15 × 100mm、[後]12 × 142mm
完成車
完成車3モデルの違いは、おもにドライブ系のグレードのによって分けられています。
X-TRAIL C10
トップモデルの『C10』は、ドライブトレインにSHIMANO(シマノ)の『ULTEGRA(アルテグラ)Di2』。ホイールにはDT SWISS R23を採用。
X-TRAIL C20
ミドルモデルの『C20』は、ドライブトレインにSHIMANO(シマノ)の『ULTEGRA(アルテグラ)』。ホイールには、FULCRUM(フルクラム)レーシング5を採用。全体的にC10と近い構成です。
X-TRAIL C30
ロワーモデルの『C30』は、ドライブトレインにSHIMANO(シマノ)の『105』。ホイールには、FULCRUM(フルクラム)。価格をおさえるために、ハンドルとサドル周りのパーツはアルミ系パーツを採用しています。
このX-TRAIL、たぶん日本市場にも投入されると思いますが、まだ正式な販売価格の情報を入手できていません。入荷情報ともに手に入れることができたらアップいたします。
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