【2018年MC】スズキ アルト(RS/ワークス)

スズキ アルト/RS/ワークス・2017年マイナーチェンジ

スズキの軽自動車ハッチバック『Alto(アルト)』が2018年3月にマイナーチェンジされるようです。現行モデルの発売が2014年であるため通常サイクルのマイチェンになります。

おもな変更点は、パワートレインと安全装備になります。非常に軽量で燃費の良いアルト。この車両がどのように向上されるのでしょう。


パワートレイン

現行モデルのアルトはエンジンのパワーのみを駆動系に利用する従来どおりのシンプルなもの。しかし、今回のマイナーチェンジでは、この部分に変更がおこなわれ『S-エネチャージ』が搭載されるようです。
スズキ アルト/RS/ワークス・2017年マイナーチェンジ
『S-エネチャージ』とは、発進〜加速時にモーターのパワーでエンジンをアシスト(最長30秒間)することによってガソリンの消費を減らすことができます。モーターを駆動させるバッテリーへの充電は減速時のエネルギーを利用するため、意識してバッテリーへ充電する必要はありません。

S-エネチャージを搭載する『スペーシア』や『ハスラー』の燃費はカタログ値で〈約3 Km/L〉ほど向上しています。現行の 2WD FF のアルトの燃費が〈約37 km/L〉ですから、単純に考えたらマイチェン後は〈約40 km/L〉と凄い燃費になりそうです。

ささやかかもしれませんが、5AGS搭載の『アルト・ワークス』の燃費向上に興味津々です。

安全装備

スズキは独自に『デュアルセンサーブレーキサポート』を開発して新型モデルの装備に対応していますが、この技術が全車対応になるようです。

現行のモデルにも『レーダーブレーキサポート』機能には対応していますが、新しいブレーキサポートでは多くの安全機能が増やされています。※車種によって搭載機能が異なります。

従来の『レーダーブレーキサポート』

  • 誤発進抑制機能
  • エマージェンシーストップシグナル
  • ESP(R)車両走行安定補助システム

新機能『デュアルセンサーブレーキサポート』

  • 誤発進抑制機能
  • 車線逸脱警報機能
  • 線逸脱抑制機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ
  • ハイビームアシスト機能
  • エマージェンシーストップシグナル
  • ESP(R)車両走行安定補助システム

販売価格

スズキ アルト/RS/ワークス・2017年マイナーチェンジ
現行モデルの販売価格は〈84.7万円~124万円〉です。

S-エネチャージ採用グレードで+2万円~、デュアルセンサーブレーキサポート搭載モデルで+10万円ほどの価格アップを予想すると、だいたい〈約87万円~134万円〉あたりになるのではないでしょうか。

スズキはグレードによって安全機能装着の選択ができたり、ワークス系のMT仕様のように安全サポート非搭載モデルもあるため、ユーザーの好みに対応できそうです。



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