『BMC』は、タフネスなパフォーマンスロードバイク『Roadmachine(ロードマシン)』を発表しました。
Roadmachineは、幅広い路面状況や天候に対応し、長距離を快適に走破することを念頭に置いたエンデュランスロードバイク。広めのタイヤクリアランスにより【700 × 30c】のタイヤを選択できるようになりました。
公式なアナウンスにはありませんが、選択するタイヤの幅やパターンによっては軽いグラベル(砂利道)程度なら走行可能でしょう。
以前は、ハイパフォーマンスバイクに【25c】以上のタイヤを履かせるフレーム設計などありえない状況でしたが、近年スポーツ性能の高いオールロードバイクが普及していることで、各ブランドもラインナップに加えやすくなったようです。
フレームジオメトリは、上半身を起こすためにヘッドチューブを長めの設定にしてるかと思えば、同社のロードバイク『Altitude Teammachine SLR 01』より若干短い。しかし、リアセンター長やホイールベースはロードバイクとしては長い。このあたりの旋回性と安定性のバランスは練られているようです。
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BMC Bikes
このたび新開発されたフレームは、カーボンが2種とアルミニウム1種。全てがディスクブレーキ専用設計です。
グレード別で紹介すると、
『Roadmachine 01』シリーズは、カーボンのアッパーグレードで、プレミアムカーボン素材を採用。重量はフレーム【920グラム(size:54cm)】、フォーク【390グラム〈コラム無切断〉】と超軽量。
『Roadmachine 02』シリーズは、カーボンのスタンダードグレードで、トータルバランスの良いカーボン素材を採用。重量はフレーム【1100グラム(size:54cm)】、フォーク【430グラム〈コラム無切断〉】と軽量。
『Roadmachine 03』シリーズは、ベーシックグレードで、高品質で多様性にすぐれたアルミ素材を採用。重量はフレーム【1270グラム(size:54cm)】、フォーク【430グラム〈コラム無切断〉】とアルミフレームとしても軽量。
また、Roadmachine 01のシートポストのみ、160グラムと軽量なD型形状シートポストを採用しています。
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ドライブトレイン、タイヤクリアランス
ドライブトレインは、
Roadmachine 01では、Shimano Di2(電動式)DURA-ACEとULTEGRA、それと機械式のULTEGRA。
Roadmachine 02では、Shimano Di2(電動式)ULTEGRA、それと機械式 ULTEGRAと105。
Roadmachine 03では、Shimano 105とTiagra。
装着できる最大のタイヤ幅は、Roadmachine 01が30ミリ。Roadmachine 02が30ミリ(フェンダー装着時は28ミリ)。Roadmachine 03が32ミリ(フェンダー装着時は30ミリ)。
全グレードに共通するのは、ディスクブレーキのフラットマウント規格。前後スルーアクスル。
フェンダーなどの快適装備は、アッパーグレードのRoadmachine 01には装着できない。この辺りはハイパフォーマンスフレームなので当然な設定。しかし、Roadmachine 02でフェンダー装着。また、Roadmachine 03になると上乗せしてラックマウントも装備しています。
3つのフレームが用意される『Roadmachine』は、ユーザーの求めるパフォーマンスや価格と用途によって幅広い選択肢が用意されています。
多様なロードライディングに応えるエンデュランスバイクの登場です。
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