【山口 屋代島】周防大島サイクリング

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周防大島 ポタリング

時間無く急ぎのポタリング

週末、短時間だったけど山口県にある周防大島へ上陸。
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現地に到着したのは昼過ぎの14時頃と、冬の太陽はすでに傾むきつつあり海風は冷たい…もう、夕刻まで時間的に余裕がないので自転車を素早く車から降ろしてセットアップ。あわただしく周防大島ポタリングGOなのだ!!

トラブルとロスタイム…

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風もそんなにないし空は綺麗でサイコーだ!
海に目をやると海岸の底がハッキリ確認できるほど透明度が高く、おおいに心惹かれる。

空が暗くなる前に周防大島一周するため、ペダルをグルグル廻わす。
スピードメーターは、26インチMTBながらも25km/hを越える程度表示している。「これなら大島を一周出来そう」と目論んでいましたが、最初のトラブル発生まで、そんなに時間は掛かりませんでした…走行距離が10kmを越えた辺りから自転車のリア周りの感触がプニプニと変なんです。

そう、とても嫌な予感がするんです…


原因はどこに?

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走り始めて10kmを越えた辺りから後輪がプニプニなフィーリングに…自転車から降りてリアタイヤを押してみると柔らかい感触…走行前にエア圧のチェックはしているので、明らかにエアが抜けています。

タイヤ表面の直視では刺さった異物を発見出来ないので、仕方なくホイールからチューブを外してチェックする事にしました。外したチューブにエアを入れ、チューブを頬に近付けて廻しながらチェックしているとエアの噴き出し箇所を発見!かなり小さい穴です。タイヤの内側にも異物は見付かりませんでした。

周防大島の小波の音を聞きながら予備のチューブに換装。異物のチェックに貴重な時間を奪われてしまったので急ぎ再スタート!

もう予備はない

タイムロスを取り戻すために、私とERZULIEは周防大島の海岸線をバンバン走ります。
最近乗り込んでいないので結構キツイ…暫く走行していると『なぎさ水族館』が近付いてきました。

しかし、今度は周期的な音が鳴り始める。はじめは「フロントタイヤが石を噛んだかな?」と思ってフロントタイヤを確認しても異常がありません。セミスリックを履いたリアタイヤを廻して確認すると、タイヤの『ど真ん中』に釘がガッツリ刺さって(時間を気にするあまり写真撮り忘れた…)います。予備スペアチューブが無いので、応急用チューブパッチを穴の開いたチューブにメチャ丁寧に貼りました。

2度もパンク修理していたので時間的な猶予は無常に過ぎ去って行きます。ここでお腹が減ったので遅めのランチタイム。ぜんぜん走れてないのに腹は減る…

苦汁の決断!

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人生初の2回連続パンク修理で、予想以上に走行距離は進んでいない。

すでに、太陽は西にどんどん傾むきつつあり風も先ほどより冷たい。これ以上トラブルが起こらない保証がないうえに、タイムロスのせいで明るいうちに出発点に着けない可能性がある…そんな理由により、周防大島一周サイクリングは『中止』とし次の機会に持越すことに。

太陽の反対側となる大島の東側は、すでに島の尾根の陰で暗くなっていたため、出発地点となる西側の明るい道を引き返す事にした。

暖かい西日に照らされて出発点を目指す。いつの間にか向かい風が強くなっていましたが、今日の無念さを糧にガンガン走りました(遅いけど…)澄んだ海と磯の香り、そして抜けた青空が「またおいでよ!」って誘ってくれているようでした。

いつかリベンジしに来ます。まっとれよ周防大島!



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