【高森 亀のパン】旨いパンを求めて南阿蘇サイクリング

先週の土曜日は天候にも恵まれたので、運動不足の解消をかねて阿蘇高森までサイクリング。折り返し地点は、高森のパン屋さん『亀のパン』になります。
VooDoo ERZULIE【阿蘇高森町の水田】
使用したバイクはVooDoo ERZULIE。運動をたくさんしたいなら走行抵抗の大きいブロックタイヤを履いたマウンテンバイクに限ります。
つづら折れ林道【阿蘇西原村】
走行距離は往復で約60kmあるので、走行ルートには峠越えは入れず、西原村から南阿蘇村をつなぐ『俵山トンネル』を利用して時間短縮します。まずは西原村のローカル道をくるくるペダリングで登坂。幾重にも続くつづら折れは適度な勾配があって、これから始まるサイクリングのためのアップには丁度いい。

林道沿い野の花【阿蘇西原村】
太陽光が届きづらい林道には、名前の分からない白い花がひときわ目立っています。
竹崎水源【南阿蘇湧水】
昼からの出発だったので、俵山や南阿蘇周辺はスルーしてひたすら高森町をめざします。走行ルート途中でドリンクボトルの水分がほぼカラになってきたので、南阿蘇湧水で水分補給をすることに。補給場所に選んだ湧き水は『竹崎水源[熊本県阿蘇郡南阿蘇村両併20]』。
竹崎水源の澄んだ水【南阿蘇湧水】
竹崎水源は、竹林のそばを流れる小川の横合いにある水源で、一見ちいさい水源にみえるのですが、湧きでる天然水は毎分120トンと大きい。私のお気に入り水源の一つです。

ドリンクボトルに湧き水をいっぱいに入れ再び高森町をめざす。貧脚にムチをいれながらペダルを漕いでいるのですが、時刻はしばらくするとオヤツの時間になりそう。
南阿蘇の水田
南阿蘇は有数の米所、進路のまわりは緑いっぱいの水田がつづく。
店舗外観【亀のパン】
走行時間が2時間に迫りそうなころに『亀のパン』に到着。こちらのパン屋さん。国道325号線から少し脇道入った場所なので、はじめて訪れるひとは通り過ぎてしまうかも。
パンの文字看板【亀のパン】
簡単に説明すると、325号線を高千穂方面に向かっているばあい、高森町高森交差点から50メートル過ぎたあたりで左方向の脇道に入って下さい。いちおう国道沿いから、屋根に設置した【パン】の文字が見えます。
販売されているパン【亀のパン】
では、早速入店します。店内の陳列棚にはお惣菜パンから菓子パン、スタンダードなソフト系パンにハード系パンと様々なパン並んでいて、どれを選ぶか悩める。
パンと釜【亀のパン】
ならんだパンのガラス向こうには、釜らしき頑丈そうな構造物がみえる。
スペイン製パン焼き釜【亀のパン】
パンをつくる機械や作業場を興味深く見つめていたら、オーナー様の優しい心使いによって、大きな石釜を間近で拝見することができました。この釜はスペイン製で、費用と時間をかけて店舗に導入したとのこと。
パン製造機器【亀のパン】
ほかにも質にこだわるための装備がズラリと並ぶ。専門店のプロ機材だから初期投資が凄かったのは容易に想像できます。
菓子パン【亀のパン】
さて、パン選びはいろいろ迷いながらも、こちらの3点に決定。購入したパンは、ダークベリー、アップルパイ、それにメロンパン。それにミルク『山田さんちの牛乳』です。買った後に気付いたけど、選んだのは菓子パンばかり。

ここまで水分補給以外していなかったので、お腹はすいてます。ちょうどお店の外にはテーブルと椅子が設置してあるので、そこでいただくことにしました。
ダークベリー【亀のパン】
まずは、ダークベリー。はじめは少し甘めにかんじますが、すぐベリーの酸っぱさがやってきて調和がとれます。
アップルパイ【亀のパン】
アップルパイはややドライで、パン生地は柔らかくリンゴの甘さひかえめ。アッサリして甘くないのが好みの方にオススメ。
メロンパン【亀のパン】
メロンパンは、表面はすこし硬い甘い生地で仕上げ中身はふっくら。王道らしい味わい。

運動したからか、ついついスイーツ系の菓子パンをそろえてしまいましたが、全体的に甘さはうまく抑えてあるので、パン生地や素材の味がシッカリと楽しめます。3個ともアッサリと食べてしまいました。

そうそう、瓶入りの牛乳は久し振りに飲みましたね。少し濃厚なミルクが、菓子パンとあってて美味しかった。

こんな感じで、本日のサイクリングの目的は達成!パン屋さんオーナーに見送られながら、お腹と心が満足した私は帰路につきました。次は、どのパンを食べようか今から迷っています。



    このポストに関連する記事