VooDoo Bikes
そこまで軽量じゃなかったサスペンションとホイール・タイヤ周りと、Vブレーキから油圧ディスクブレーキにリファインしたBIZANGOの走りが変わった。
XC(クロスカントリー)向けといえ、MTBブロックタイヤを装着してのオンロードの登りでは、軽量化によるペダリング負荷を抑えたアドバンテージ。下りでは油圧ディスクブレーキによる強力なストッピングパワーと姿勢コントロールの幅が広がった。
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フィッティング:ステムとサドルの関係
ひさしぶりにVooDoo BIZANGOのフィッティングを変更しました。
今まで使用していたステムの仕様は、長さが120mm、ライズ角マイナス15度と少しめずらしいステムでした。
マイナスのライズ角が少ないステムなら、ヘッドパーツ上部に乗せるような状態でフォークコラムにセットするのですが、このレア仕様のステムではヘッドパーツ上部に10mmのコラムスペーサーをセットしてからステムを載せていました。
新たに装着したのがRITCHEY / WSCステム。長さが110mm、ライズ角マイナス6度。以前のステムより10mm短く、ライズ角マイナスもひかえめ。
これら二つの仕様の違いを補正するため、サドル側のSDG / i-BEAMでは5ミリ程度後方に引く設定に変更。
ハンドルバーに変更はなくストレートバー(バックスィープが6度)で560mm幅。バー両端にバーエンドを装着。
さて、実走でのフィーリングはどうなる?
VooDoo BIZANGOのステム長を10mm短くして、試走でフィッティング状況を確認しましたが、結果的に登坂時のペダリングが楽になりました。
これに気を良くしてトレイルバイクGIANT / TRANCE ADVANCEDにも同じようなセッティングを施す。すると、低出力で勾配のある坂を登れるようになる。
あらためて、ステム〜サドルといった上半身フィッティングの重要性を考えさせられる。
新たなフィッティングによる試走を繰り返しているBIZANGOの方は、ほぼサドル位置が決まったか。微調整だけで結構時間掛かっているけど、サドルのフィッティングも重要だから、とことん調整をつめている。
SDG i-Beam は、一箇所の6角ボルトをヘキサレンチで『緩め・締め』するだけでサドル角度・前後位置が決められるので調整にかかる時間は短くて大変便利。
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ROCK SHOX : Reba Race & Duke SLをチェック
OH済サスペンションのチェックのために阿蘇外輪山を試走。
まずは、ROCK SHOX Duke SLを装着したVooDoo BIZANGO。
サスチェック用に走行したトレイルにはガレたダブルトラックもあって、グラベルバイクやMTBにとっては非常に環境が良い。
サスの作動状況は、予想以上のショック吸収とスムーズなストロークがラフロードの走りをサポートしてくれて、テクが上がったような錯覚。
次は、ROCK SHOX Rebaを装着したSALSA EL SANTO。
こちらの方は、以前私がセッティングミスをして接地感の無い状態でしたが、リバウンドスピードを見直す事で、ガレたコーナーでも抜群の安定した走りでした。
今回は、古いサスペンションでも、シッカリとしたオーバーホールとセッティング次第では『目から鱗』状態になるという経験ができた。やはり信頼できるショップによる定期的なメンテナンスは重要。
BIZANGO 軽量化:Shimano XTR 換装へ
XC(クロスカントリー)モデルBIZANGO、新シーズンへ向けての軽量化します。
コンポーネントパーツ構成はShimano XTR M970系となり、シフター、ディレイラー、クランク、ブレーキ、ホイールセットと全てを同シリーズへ換装。なお、初めて変速系ににデュアルコントロールレバーを採用する。
さらにサスペンション軽量化のため、2008年からROCK SHOXが投入するSID 32を導入予定。これで総重量11キロを切る計画ですが、SID 32はまだ入手できないので、代替えでROCKSHOX REBAを装着する。
これで、以前から考えていた軽量化が最終的な段階へいくことになる。
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