VooDoo WANGA：トレイルでサスセッティング

先日、とある人気のないシングルトラックへMTBを持ち込みました。
今回はサスのセッティングとフィッティング最終チェックも含めた林道ライド。

MTBでシングルトラック三昧

ハンドルバーはEASTON ローライズのカーボンバー、サスペンションはROCK SHOX 2007 Reba Team U-Turn Air Poplocを100mm設定で走りました。

森林トレイルも好調

まずは、木の根が延びた狭い森林セクション。
登りでもサスストローク制限をフリー状態にして積極的にショックを吸収させ、リアにある程度荷重をかけるためサドルに腰掛けてのシッティング。これに加えて、障害物によっては体重を前後へ移動する事で、予想以上に障害を走り抜けて行きます。

リアタイヤはPanaracer(パナレーサー）のXC（クロスカントリー）向けタイヤ TRAIL BLASTER 2.1でしたが、膝にトルクが掛かりすぎないように注意しながらライド。路面がドライ傾向だったのでよく走ってくれました。

森林セクションの下りではサスの動きに注視しながら走る。障害物で接地を失おうとしても、リバウンドが上手く掛かりグリップ力を速く回復。ポジ圧を少し減らそう(5psi程度)と思いましたが、後半のダートセクションを想定して保留。

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プチ落とし穴とダートセクションを走る

後半はダートトラック（少し）と小岩が散乱するシングルトラック。

ますはダートトラックですが、サスペンションの作動チェックのため、あえてギャップが多いところを避けずに直進。ソフトボール以上の岩がゴロゴロでも構わず直進です。
ハイスピードな衝撃をサスペンションが良い仕事で処理してくれる。サス剛性も、そこそこあるので岩に乗り上げても安心の直進性。エア圧も良いようですし、そのままシングルトラックへ進入。

シングルトラックの序盤は森の回廊のようなルートで、枯葉と枯れ枝が落ちた若干スリッピーなセクション。
ここは、林をすり抜けるスラロームセクションとアップダウンがあって「もう、楽しい！」。が、このまま能天気に遊んでばかりじゃ勿体無いので、コーナリングフォームを気にしながら丁寧に走る。
すると、路面のいたる所に多数の深い穴が掘られており、おそらく猪の仕業。穴が大きく幅があると、下りで前輪がハマル可能性があるので、視線を遠近両方にもっていかないといけないので結構大変。

ガレたシングルトラック

シングルトラックも終盤を迎えると、岩が散乱するセクションへと変化。今回このセクションをある程度のスピードで走ってサスペンション作動チェック。

私のライディングテクは低いので、バイクコントロールがしやすいにミドルスピードで通過。バイクの挙動を確認したかったので、あえて岩やギャップを避けず通過を心掛ける。
フロント周りはサスペンションが良い仕事をしておりバイブレーションと視線のブレを軽減。リアは障害物に弾かれて左右に振られていましたが大筋安定した走行。お陰でガレたタイトコーナーでもパニックに陥る事もなく、フォームをチェックしながら走れて、とても良いフィーリングを得る事が出来た。ただ、前輪に弾かれた岩がフレームに結構ヒットしていた…(+_+)

今回はスタンダードなハードテールバイクでシングルトラックを楽しみました。
森林からシングルトラックまで軽快に走り抜けることが出来て、フィッティングとセッティング評価は上々！